こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。
本日も私の事務所探しについて書いていこうと思います。
実際に借りる際のお金の話や入居時期の話を中心に書いていきたいと思います。
初期にかかるお金
私は、事業用物件の賃貸は初めてだったので、単なる無知なだけですが、事業用物件は、敷金や保証金が、通常の住居用物件と比較すると非常に高く、5〜10ヶ月分取られます。
もちろん、退去時に原状回復費を差し引いた形で返済はしてもらえますが、さらに追加でいくらか償却されるようです。(20%程度が一般的なようです。)
そのため、入居時にまとまったお金が必要になります。
私がもう一軒、候補に入れていた物件は、事業用のみでの募集だったため、家賃は8万くらいでしたが、保証料が5ヶ月分必要であったため、入居時に礼金も合わせると50万くらいが必要でした。
少し話は変わりますが、自己資金に余裕がない方は、早めに創業融資の申請をした方が良いです。これらの保証金部分も借りることができます。
尚、事務所を借りてからでは、創業融資に保証金部分を含めることはできません。私は知らずに、事務所の契約をしてから創業融資をお願いしたため、入居にかかる費用は自己資金で賄いました。
事務所の入居時期
事務所の入居日は5月30日にしました。私は7月1日に開業でしたが、電気・ガス・水道・インターネットの開通等、7月1日には全て完了していたかったためです。
また、税理士登録の際に、事務所を契約をしておく必要があり、賃貸契約書のコピーを提出する必要があります。
この賃貸借契約書も事務所利用と記載がされていないと、大家さんの同意書が必要だったりと面倒なことが発生します。
そういったことを逆算すると、5月30日の開業で1か月を事前準備に充てようと考えていました。
実際に、5月30日に入居し、電気・ガス・水道・インターネットの開通作業を済ませ、さらに寸法を測ってオフィス家具の発注をしました。
また、6月の土日はちょこちょこ事務所に消耗品を買って運んだりしていました。
また、同じビルの中には、弁護士事務所や司法書士事務所、株式会社が入っており、ビルの質としても満足しています。
築年数は35年(私と生まれた年が同じでした笑)と少し古めなのが、玉に瑕ですが、賃料ともトレードオフの関係になると思うので仕
ひとり事務所でやっていくには、23㎡あれば十分です。
今後のオフィス業界に関する展望の個人的な所感
このコロナ禍でオフィスの必要性が問われる世の中になっていくと思います。
最近までは、ターミナル駅のオフィスは空いていませんでした。立川でもオフィスが空いていないというのは今年の年始にも聞いていました。
しかし、このコロナ禍においては、優良オフィスの空きが出てくるものと思います。
また、オフィスは通常、解約するに、半年前に通知をすることが一般的であるため、コロナの影響で3月に退去を決めた場合、9月に退去することになります。
そのため、今年の秋から優良オフィスの空きが出てくるものと思います。また、優良オフィスもすぐに埋まることはないのかもしれません。
今後、事務所を借りることを予定している方には環境として良くなっていくと思います。
事務所探しは以上になります。
いかがでしたでしょうか、個人的には、作業に集中できる環境を手に入れることができて非常に満足しています。
今後は、私の事務所の作り方について記事を書いていこうと思います。
それでは、また次の記事にて。