
2020年08月16日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。本日から数日間に分けて、私が簿記に目覚め、公認会計士試験に合格するまでの道のりを書いてみたいと思います。
既に自己紹介の際にも書いている部分もあり、重複してしまう部分がありますが、少し詳しく書いていこうと思います。
目次
私の簿記との最初の出会いは偶然でした。
私は高校まで全く勉強をしておらず、一浪しました。一浪した時の本命の大学は、明治大学に設定して勉強をしていました。明治大学を本命としたのも偶然で、特に深い理由はありませんでした。MARCHの中で、一番ハクがありそうとかそういう動機だったと思います。まだ、浪人が決まった段階でも真面目な受験生ではありませんでした。
そして、明治大学を本命にすると、滑り止めとして、日東駒専が候補になってきます。
私の場合は、日本大学と東洋大学を滑り止めとして、受験しました。
そして、運命の東洋大学の入試を迎えます。
東洋大学の入試では、3科目であり、その3科目は選択科目となり、入試問題の中に全ての科目の問題が入っていました。
私は、日本史を選択していたので、日本史の問題を解いていたのですが、少し早めに終わってしまったので、他の科目の問題をパラパラ見ていました。その中に、簿記の問題がありました。
見た瞬間に衝撃が走りました。私は自己紹介でも書きましたが、元々ぼんやりと社長になって物を売る商売をしたいと思っていました。簿記の問題を見たら、そういうことをやっているわけです。こんな学問があるのかというのが率直な感想でした。これは大学に入ったら絶対に勉強をしようと固く誓ったのを覚えています。
そして、私の大学受験成績としては、明治大学は落ち、日本大学と東洋大学に合格し、悩んだ末、日本大学経済学部に入学しました。この選択は、後に会計士の勉強をするにあたり、非常にプラスになったのですが、それを知るのも後になってからです。
私は浪人生時代、初めて真剣に勉強というものに取り組んで、分からないことが分かっていくという過程を楽しんでいました。そのため、大学1年生の時には、勉強をしっかりしようと考えていました。
私自身、やりたい勉強が3つありました。それは、教職・英語・簿記でした。
教職は母親が小学校の養護教諭だったことが大きかったです。また、高校時代の野球部(私、高校球児だったんです。不真面目な)の顧問が先生として尊敬できる人で、こういう人になりたいなと思ったのもきっかけでした。
そのため、大学1年生の時に、教職コースを選択します。英語と簿記は独学で勉強を開始しました。
この時の簿記の独学は、簿記3級のテキストと問題集を購入して、大学の図書館に暇な時に勉強に行くというもので、全然真面目に勉強をしていたわけではありませんでした。日商の簿記検定にも申し込まずに、ただ惰性で勉強をしていたに過ぎませんでした。ほとんど趣味の勉強でしたね。
英語に関しても、暇を見つけてやっていましたが、どうしても英語に馴染めなかったのを覚えています。大学受験の時も苦手意識がある中でやっていたので、あまり真剣味がなかったと思います。
こんな感じで教職以外の二つの勉強は惰性の勉強をしていました。
一方の教職コースですが、1年間は教職コースを真面目に勉強していたのですが、必修科目であった教育心理学の単位を落としました。そこで、何かが切れてしまい、教職コースを断念します。
大学1年が終了した段階で、何か真剣に勉強をして残っていたものというのはない中で、2年生に進んでいきます。
本日は長くなったので、以上になります。
簿記との出会いは本当に偶然でした。そして、大学1年で真面目に勉強しようと思いましたが、欲張りな性格が災いして、結局なにも残らずという残念な結果で2年生になっていきます。。。
それでは、また明日お会いしましょう。
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