
2020年08月23日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。
本日は私が公認会計士になって良かったことについて記事にしたいと思います。
いきなり会計士になる前の話ですが、私は、既に記事にもしていますが、日本大学卒業です。大学時代は、インカレサークル等には入っていなかったことから他大学の方との交流はありませんでした。そのため、大原で公認会計士講座に入学して、他大学の方と交流をするようになりました。他大学の人は全然視座が違く、見ている世界が違うというのが衝撃的でした。
そして、試験に合格して監査法人に入所してからは、様々な志の方と出会えました。監査法人は、ある意味、転職や独立することを前提としているので、入社時点から様々な将来を見据えている人が多いというのも特徴なのかもしれません。
また、監査法人に入所し、様々なクライアントを担当することで、担当企業の理念に触れたり、働いている方がどういったことを考えているかということに触れることもできます。この経験も自身の価値観を広げるのに、非常に良いと思います。
公認会計士の業務の領域はどんどん、広がっています。
会計監査に目を向けてみても、この10年で社会福祉法人の会計監査や医療法人の会計監査の義務化がありました。こういったように領域はどんどん広がっています。また、近年は株式市場に新規上場する会社も増えていたため、パイも少しずつ増えているとると思います。
また、会計監査以外の領域においても、経理をはじめとした管理領域へのサポートのニーズが高まっており、スポットでの仕事が増えている印象です。今の日本は、管理部門への手当ができていないという課題のある会社が多いです。これは、日本全体が人手不足に陥っている中で、どの会社も人手不足に陥っているからです。
ですので、経理や管理の領域というのは、人手が足りていないところが多いため、今後も公認会計士が決算の時だけお手伝いをする等のスポットの業務へのニーズは高いままだと思われます。
また、それ以外にもIPOを考える会社による公認会計士の専門知識への期待といったものもあります。
さらには、近年のガバナンス向上機運は引き続き継続していくものと考えられ、社外役員をできる人材としても公認会計士は、一定のニーズがあるものと思います。
以上のように、会計監査の領域は広がっていますし、また、会計監査以外にもニーズは拡大していると思います。そのため、様々な業務を経験できると思います。
また、今後も各監査法人が監査以外の業務をどんどん拡大させていくと思いますので、それに乗れれば、さらに色々な業務が今後も広がるでしょう。
収入面でも普通に就活して一般企業に就職をするのと比較をすると、恵まれていると思います。
私自身は、4年目のシニアに昇格した際に、残業の多いチームにアサインされていたこともあるのですが、入社5年目から年収は1,000万を超えました。働き方改革の影響で減った年もありましたが、1,000万を下回ったことはありませんでした。
日本大学出身ということを考えると上出来だと思います。
本日の記事は以上になります。いかがでしたでしょうか。
私自身は、公認会計士になって、多様性のある価値観や経験を身につけることができました。また、収入面での自由も獲得できました。
公認会計士はAIの発達によって、衰退するとよく言われています。確かに単純作業は、AIによる作業で減っていくものと思われますが、様々な価値観や経験を有して、お客さんと対面で話していくことができる限りは仕事はなくならないと思います。
また、世の中のビジネスが変わっていく中で、公認会計士の求められる新たな領域というのも出てくるものと考えられます。そういったトレンドを常にキャッチしていけば、公認会計士になって良かったと常に思い続けられると思います。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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