
2020年08月24日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。
今日から4日ほどで監査法人への就職活動の話を記事にしたいと思います。
まず最初の2日間で私が就職活動をした2009年の状況や就職活動の結果を記事にします。
その上で、3日目、4日目に就職活動を行う上での注意点を書いてみたいと思います。それでは、よろしくお願いいたします。
目次
私の時代は、論文式試験の受験後の翌週から法人説明会をやり、さらにその翌週から面接をやって9月の初旬から内定が出るというスケジュールでした。
そして、11月の論文式試験の合格発表で合格していると、内定はそのまま有効で入社となり、不合格だと内定は取消になり、翌年には繰り越せないという変わった状況でした。中々、独特な形式だったと思います。ちなみにこのやり方は2010年までで終わっており、今後、この状況が戻ることはないと思います。
私の時代は就職氷河期の入り口でした。
グループ面接を始めたのは、私が就職活動した2009年からだったと思います。大体5人くらいでグループを組まれ、その中から1、2人が合格するという形式でした。
そして、グループ面接に合格すると二次面接に進んで、個別面接で内定の合否を出すという形式が始まりました。
そのため、9月の就職活動では内定率は半分もなかったものと思われます。一応合格発表後に追加での面接があり、そこで内定を勝ち取る人もいたので、最終的に就職できた人は4割程度はいたとは思いますが。
ただ、補修所の同期で大手の監査法人に就職していた人は半分もいなかったと思います。
上記の通り、2009年は就職氷河期の入り口であり、そもそも説明会と面接の予約を取ることが困難でした。
就職活動の対象者が、合格者ではなく、論文受験生全体であったためです。2009年の論文受験生は会計士補を除くと全国で5,300人程度であり、東京で7割くらいの受験生がいると仮定すると3,800人程度とバッティングしました。
そのため、論文式試験が終わったその足で友達数人で漫画喫茶に移動して、ネットで法人のホームページから予約をしたのを覚えています。
それでも、アクセス過多で予約できないことがありました。最終的には、追加募集があったため、4法人の説明会と面接は申し込みができたのですが、非常に厳しかったです。
ちなみに私の志望順位は、第1希望が新日本、第2希望があずさ、第3希望がトーマツという状況でした。
本日の記事は以上となります。
明日からはいよいよ就職活動本番についてを書きたいと思います。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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