
2020年08月25日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。本日は昨日に引き続き、私の就職活動記録について記事にしたいと思います。
昨日までの記事では、私が就職活動をするにあたっての環境について書きました。おさらいすると以下の通りです。
・就職氷河期の入り口であり、大手監査法人に就職できたのは4割程度
・論文式試験が終了してすぐ開始であり、論文式受験生間での競争で、説明会の予約等がしづらい
・私の志望順位は、新日本・あずさ・トーマツ・あらたの順番
この状況のまま、論文終了後の就職活動に突入していきます。
目次
正直、就職活動については、準備はほとんどしていませんでした。就職氷河期の足音は聞こえていました。例えば短答式の合格ボーダーが前年の65%から70%に上がったりとしていましたし、現に監査法人の応募も困難を極めていた(それだけ間口を絞った)からです。
それでもやる気になれなかったんですよね。。。今とは違い、履歴書も手書きとかでしたし、あまり深く考えないまま、就職活動に突入をしていきました。
結果から書きますと、私の場合は、新日本とあらたは落ちて、第2志望のあずさは受かったので、トーマツの面接応募はせずに就職活動を終わらせました。
最初はあらたの面接です。あらたもグループ面接制を採用しており、5人グループでの面接だったと思います。そして、私の場合のグループは私以外は全員女性というグループでした。これはかなりキツかったですね。グループ面接は、そのグループ内で優劣をつけて判定します。女性だから受かりやすいというわけではありませんが、やはり印象が良くなりがちなのは女性です。また、こちらも志望順位が低かったこともあり、ほとんど準備をしていない中で。受けていましたので、結果は火を見るよりも明らかでした。
新日本が二番目でした。ただ、あらたと1日ズレくらいで突入しました。そのため、ほとんど準備ができないまま新日本も突入しました。
新日本の場合は、説明会をやり、そのまま面接に突入にするパターンだったため、新日本の強み等をよくわからないまま、履歴書を書いたので辛かったのが覚えています。
結局新日本の面接でもまったく手ごたえがないまま、終わってしまい、案の定不合格でした。
新日本が終わってから3、4日後くらいにあずさの面接がありました。
すでに説明会は受けていましたので、履歴書を作るところからスタートでした。あらた・新日本と撃沈をしていて、大分焦り始めていたのを覚えています。
そのため、ブックオフに行って大学3年生が買うような就職活動の基本書を購入して、熟読し、履歴書を作り込んだのを覚えています。また面接での話し方やグループ面接での立ち振る舞い方(発言者の方を向いてうなずく等)をインプットしてから臨みました。
結果としては、5人でのグループ面接は無事にパスをし、2次面接に進むことができました。2次面接は個別面接で普通に面接をし、その日のうちに内定をもらいました。内定をもらったその日のうちに承諾書も提出をして、私の就職活動は終わりとなりました。
本日の記事は以上となります。
読んでいただいたように、私は就職氷河期と言われていても、あまりピンと来ておらず、ほとんど準備をしないまま最初の2社に突撃をしてしまい、案の定、落とされてしまいました。
しかし、しっかり対策を取ったあずさでは、内定を取ることができました。2009年は、大手に就職できなかった方も多い年でしたので、対策を早めに講じたのが良かったのだと思います。
明日は、監査法人の就職活動をするにあたってやるべきことを書いていきたいと思います。それでは次回の記事でお会いしましょう。
必要事項をご記入いただき、(送信)ボタンを押してください。
お問い合わせに関しては2営業日以内で返信いたします。