
2020年08月27日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。
本日は昨日に引き続き、監査法人の就職活動に備えて行うべきことについて書いていきたいと思います。
なお、ここで書くタスクは基本的に論文式試験が終了してからのこととお考え下さい。昨日のスケジュール編でも書きましたが、8月~9月の法人イベントに関しては、マストではなく、あくまで論文式試験の息抜きとして参加をすればよく、基本的に今は就職活動のことよりも論文式試験を最優先する必要があると思います。
まずは論文式試験が終了したら、古本屋に走って就活本を購入してください。
公認会計士試験を受験する方は、就職活動を経験したことがない方も多いと思います。
一般的な就職活動を実施したことがない方は、就活本を買っていただき、基本を身に着けてください。
私も就職活動を始めて、新日本の面接までは、恥ずかしながら就活をなめていて、常識を知りませんでした。しかし、ブックオフに立ち寄って、大学生向けの就活本を買って熟読して、あずさの面接に行ったところ、トントン拍子に内定をもらえました。
就活の基本は、何年経っても色褪せません(オンライン面接が主になってきたら新しい常識も増えるのかもしれませんが)そのため、古本屋で100円で投げ売りしているものでも基本の部分だけを読むのであれば、問題ないと思います。現に私も100円の本で内定を勝ち取ったと言っても過言ではありません。
そして、本を読んだ上で、挑むと周りも全く就活の基本を分かっていないことに気づくと思います。これは私がスタッフ時代にリクルートをやっていた2010年、2011年という就職氷河期ですらそうでした。就活生を見てきて、就活本を読めば変わるのになぁ〜と思っていました。
ですので、まずは論文式試験が終わった方で、就職活動を本格的にしたことない方は安くて良いので就活本に手を出してみてください。読むのは説明会や面接での立ち振る舞いや履歴書の書き方を読めば問題ないと思います。
今までの人生を振り返っていただき、自身の長所や短所を思い浮かべて紙に書き出してみてください。
また、自身が子供の時に何を好きだったかや何を目指していたということも思いつく限り書きだしてみていただくのも良いかなと思います。
そして、書きだした点を他の点と線で繋いでみて、自分がどういう人間だったかとを定義づけしてみてください。
ここの芯を持っておくと、面接で自己アピールをする際にもブレずにできると思います。
自己分析を完了したら、各法人のエントリーシートを作成することになると思います。ここは、就活本で得た知識や自己分析の結果も反映させたものになると思いますが、作成したら、必ず他の方(一般でも監査法人でもどちらでも良いですが、就職活動経験者)に見てもらうといいと思います。
やはり一人で作り上げると視点も一点だけになりがちですので、客観的な意見を集めた方が良いと思います。
私も大学の後輩のエントリーシートを添削しました。その後輩は2011年の最も就職が厳しかった年に、第1志望の監査法人に入所しました。日大卒だったので、その当時は結構驚かれたものでしたが、何回も添削して、エントリーシートが良くなったのも一因だと思います。
これは、人によって意見が分かれると思いますが、人前で話すのが苦手な方は練習をしておくと良いと思います。
私は幸いに人前で話すのが苦ではないタイプでしたので、練習をしなくとも本番に支障はありませんでしたが、やっておいて損はないと思います。
本日の記事は以上になります。
今年の就職活動の状況(売り手になるか買い手になるか)がどうなるかは正直読めない状況です。ですので、可能な限り買い手になることを想定して準備をすべきだと思います。論文式試験も同様ですが、最後まで油断はせずに突き進んでいってください。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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