
2020年09月6日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。本日は合格後の勉強について記事にしたいと思います。
よく言われることと思いますが、公認会計士試験は合格をしてからがスタートです。一生勉強はしていかないといけない職業である事は間違いありません。
そこで、本日は私が会計士の勉強について思うところを書いてみたいと思います。
目次
会計士受験生の予備校に通っていた際は、予備校から与えられるテキストや問題集、答練をひたすらやっていくという方がほとんどだと思います。私自身もそうでした。
しかし、合格後は、自分の知識が足りていない領域を把握して勉強していく必要があります。
退職給付や資産除去債務等を実務に当てはめていくわけですので、実務とリンクする形で勉強をしていかないといけません。
また、会計基準の改正がある場合も、予備校だったら改正講義があります。監査法人でもイーラーニング等で改正箇所の研修はありますが、配信タイミングは遅いですので、クライアントと話すために、自身でキャッチアップをする必要があります。
このように、合格後は、自身で考えに考えて、自身が学ぶべき領域を特定し、自分で学びにいかないといけません。
勉強するに際しては、イメージがつかないと頭に残りづらいと思います。
私自身は、実務で直面し、分からなかったものから勉強をしています。まだやっていないものについて勉強してもイマイチ頭に残らないんですよね。ですので、一番効率的だったのは、実務でやったものを復習する形でやることでした。
今でも新しい領域の勉強をすることはありますが、基本的なことだけを押さえて、細かなことは実務にあたってから学ぼうとしています。
会計の専門書は高いです。恐らくたくさんの数が売れないため、値段を高く設定せざるを得ないんだと思います。
1冊3,000円以上はかかりますし、1万円に近いこともザラにあります。
そのため、お金はそれなりにかかることは覚悟をしましょう。私も合格初年度で、正確に集計した訳ではありませんが、20万は書籍代で使ったと思います。ですので、それくらいの出費は覚悟するべきです。
本日の記事は以上です。
とりとめもなく書いてみましたが、私が勉強について感じていることを書いてみました。
若手の方は勉強の仕方が分からないという方もいるかと思いますが、愚直に分からなかったことを家で復習するだけで十分力になると思います。
また、会計士受験生の方についても、合格してからも勉強は続くことをわかってもらえればと思います。今は、予備校のカリキュラムに乗って勉強をしていますが、合格後は自分でカリキュラムを組まないといけないです。大変ですが、楽しくもありますので、合格後の世界を想像してみてもらえればと思います。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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