
2020年09月7日 / BLOG
こんにちは。公認会計士の金森俊亮です。
本日は、監査法人の在宅勤務について書いてみたいと思います。
在宅勤務のやり方みたいなものについては、巷に本も出てきましたので、この記事では、私が在宅勤務をやって感じたことを中心に書いてみたいと思います。
それでは、本日もよろしくお願いいたします。
私自身は2020年の2月末から在宅勤務が始まりました。
私はその時、アドバイザリー事業部にいました。主な作業としては、成果物を作ったり、お客さんとコミュニケーションを取るということがメインでした。
私の作業はどちらかというと在宅勤務に向いていたものと思います。
私が所属していたチームは、業務開始時と定時の時間で、今日のやること整理や進捗報告を実施していました。
そのため、その日にやるべきことが明確化された上で業務を開始できましたので、迷うこともなく業務ができたのがよかったです。
また、定時の際にもチームで進捗報告をしていました。そのため、他の人が一日、どういう作業をしたのかも分かりました。離れ離れで作業はしていますが、チームで作業を行なっているという感じが良かったです。
SharePointはマイクロソフトが提供しているドキュメント管理を行うアプリです。一つのデータを複数人で同時更新をすることができます。
私がやっていた作業はExcelでの作業が多く、さらに、複数人で一つのExcelを更新していくというタイプの作業でした。今までSharePointで作業をすることは少なかったのですが、在宅勤務ではSharePointで共同作業をできたのが大きかったです。
監査法人の作業は複数人で一つのExcelを更新していくことも多いです(例えば増減分析のコメントを書く)。この場合は、誰かがExcelを更新するのを待って順番で更新するか、同時に作業したものをコピペ等で結合するということが多かったのです。しかし、SharePointで作業ができれば、結合の手間がなくなるので、作業効率が良く、遠隔地でも作業はしやすくなります。
在宅勤務の際は、クライアントとのコミュニケーションもTeamsやzoom等のオンライン会議を使うことが多くなると多います。クライアントもそういう環境が整っていないと在宅勤務は厳しいでしょう。
私が在宅期間中はクライアントもオンライン会議ツールを採用してくれていましたので、コミュニケーションに関しても特に不便さを感じることなく、実施できたのが大きかったです。
また、会議を実施するに当たって、資料データも簡単に画面共有できるようになったのは、楽でした。今までは、資料共有がネックな場面も多かったので、そこがオンライン会議ツールでは解消できているのは大きいです。
私は、在宅期間中は、妻は外に仕事に出かけ、子供は保育園に行っていましたので、リビングで仕事をしていました。また、Wifiも最新の(WiFi6)に対応した機器を入れていましたし、元々キーボードも高級キーボードを持っていたので、それでタイピングすることで、楽しく作業ができました。
逆に仕事するスペースがなかったり、自宅の通信環境がイマイチな場合は、在宅勤務のハードルは高いという意見も聞きますので、私は元々、こういったところが整っていたのは大きかったと思います。
本日の記事は以上です。
在宅勤務になって本当に仕事の環境はガラッと変わってしまいました。個人的には、通勤時間もなくなり、在宅勤務は快適に過ごせましたが、環境次第であることは間違いないと思います。
自身だけではどうしようもないところもありますが、自身の環境を整えておくことも重要かと思います。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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