
2020年11月23日 / BLOG
こんにちは。公認会計士・税理士の金森俊亮です。
本日は監査法人での出張について記事にしたいと思います。というのも久しぶり(1年ぶりくらい)に私が出張だったからです。
本日は、主に監査法人へ就職を希望される方に対して、監査法人の出張とはどういうものかを記事にしたいと思います。
これはチームによります。全国展開しているようなクライアントであれば、必然的に行く機会は多くなります。
私が所属していたパブリックセクターのクライアントは、全国各地で事業所を構えているクライアントが多いです。そのため、色々な都道府県に行く機会があります。
私も、監査法人に入社してからの10年間で、50回は出張に行っていると思います。
出張は期中のタイミングで行くことが多いので、期中監査を実施することが多いです。
すなわち、内部統制を見に行くことが多いです。出張先の内部統制の整備状況と運用状況を確認します。
大規模な会社であれば、全国に支社や営業所といった形で、拠点を構えています。そして、そこで経理処理を行っていることが多いです。
そのため、出張先でも本社が定めた内部統制が行われているかどうかを確認します。
ただし、支社や営業所では、本社ほど人数がいないため、簡素化された内部統制になっていることもあります。
その場合、その簡素化の程度が問題ないかどうかといった観点でも確認を実施します。
その他には、営業状況や現場視察等も行うこともあります。
出張での楽しみは、色々な土地に詳しくなれることです。また、ご当地の美味しいものを食べにいけるのも楽しみですね。
私自身も、北は北海道、南は沖縄まで様々な土地に行きました。47都道府県の半分以上は制覇していると思います。
出張先では、業務終了後にチームでご飯を食べに行きます。その時は、ご当地の名物を食べにいくことが多いですね。クライアントに教えてもらうことも多いです。
地元の方がおすすめするお店は間違いないことが多いですしね。
出張も行ってしまえば楽しいことも多いですが、準備は結構大変です。
着替え等の寝泊まりの準備もありますが、仕事で使用する道具の持ち運びもいつも以上に多くなったりします。
また、慣れない土地に行くので、緊張していることも多いです。そのため、帰って来ると、ドッと疲れが来ることも多いですね。
出張が多いクライアントの場合、金曜日の夜に帰ってきて、日曜日の午後には、翌週の出張先に前日移動する。ということもあったりします。こうなると中々休まる暇はないですね。
今後、出張は減っていく可能性が高いでしょうね。
以前は、現地に行かないと資料が見れないといった事も多かったため、出張していましたが、テレワークの環境に移行し、紙の資料がデータに置き換われば、それも不要になってくると思います。現場視察といった手続も、テレビ電話等で繋げながら、現地の方に見せてもらうという方法でも足りてくるのではないでしょうか。
本日の記事は以上になります。
出張、個人的には新しい土地に行けるため、好きです。しかし、コロナ禍で今後のあり方も変わっていくもののうちの一つだと思います。
もしかしたら、みなさんが就職をすると出張の回数は激減していくかもしれませんね。今後がどうなっていくか注視したいと思っています。
それでは次回の記事で会いましょう。
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